「ソフトバンク－広島」（２８日、ペイペイドーム）

　前の打席でプロ初安打プロ初本塁打をマークしたばかりのソフトバンク・渡辺陸捕手（２１）が２打席連続アーチを放った。

　またも広島の先発・森下から打った。四回１死走者なし。カウント３ボール１ストライクからの外角１４８キロ直球にしっかり踏み込んで流し打った。打球はまたも逆方向に伸びていき、ホームランテラスへ飛び込む２号ソロとなった。

　渡辺は１発目を放った後に「先制を許してしまい、打撃で取り返そうという気持ちで、しっかり自分のスイングをしようと心掛けました。スタメンで起用していただいた中で、まずホームランという最高の結果でこたえることができて良かったです。初のヒットがホームランで素直に嬉しいです。守りでもしっかりリードし、１人ずつ抑えていけるように頑張っていきます」とコメントしていた。

　新たなヒーローの活躍でソフトバンクは７－１とさらにリードを広げた。