ロッテ・ドラ1松川が攻守で存在感 初のマツダも「攻めていくことができた」

 「広島0-7ロッテ」(24日、マツダスタジアム)

 ロッテのドラフト1位・松川(市和歌山)が完全試合の4月10日・オリックス戦以来の適時打&好リードで、交流戦白星発進に貢献した。「相手が分からない中で、キャッチャーとして相手の弱いところを攻めていくことができました」とうなずいた。

 1点リードの五回にはバットで貴重な追加点をもたらした。2死一塁。粘って床田の11球目のツーシームを捉え、左中間を破る適時二塁打。「1打席目に打ち取られたツーシームをなんとか打とうと。打てて良かった」。高卒新人の交流戦打点は球団史上初だ。

 初めてプレーしたマツダで高卒新人らしからぬ落ち着きぶりを発揮した。「子どものころから広島、阪神戦を(テレビで)見ていた。雰囲気を感じながらやれました」。攻守で躍動し、思い出深い一日となった。

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