巨人 なぜ?デラロサが満塁でボーク 原監督は審判に説明求める「俺は納得した」

 9回、A・マルティネスへの初球がボークと判定され、点を許すデラロサ(左)=撮影・伊藤笙子
 9回、ボークを取られ、審判から説明を受けるデラロサ(撮影・伊藤笙子)
 9回、デラロサがボークを取られ、審判団に説明を求める原監督(撮影・伊藤笙子)
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 「巨人7-6中日」(14日、東京ドーム)

 巨人が七回、中田の満塁弾で逆転に成功し、3連勝を飾った。

 最後までヒヤヒヤの展開だった。2点リードの九回2死満塁。デラロサがノーワインドアップで投球したが、ボークを宣告されて1点差に詰め寄られた。

 この場面、原監督は審判団のもとへ歩み寄り、説明を求めた。その後、納得した様子で引き下がった。試合後、指揮官は「まあ、審判に聞いて。俺は納得した。俺は納得した、うん」と多くを語らず判定を受け入れた。

 野球規則では軸足(デラロサの場合は右足)を投手板に並行に触れ、自由な足(同左足)を投手板の前方に置いている場合はセットポジションと定められている。デラロサは軸足を投手板に並行にかけ、左足も投手板の前にセットしていたことから、セットポジションとみなされた。セットポジションから左足を引く動作があったことで、ボークが宣告された。

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