巨人 中田翔が15年目でプロ初の送りバント成功 ファン騒然も冷静 原監督も拍手送る

 4回、バントを成功させた中田(撮影・伊藤笙子)
 4回、バントを決め、亀井コーチ(左)にねぎらわれる中田(撮影・伊藤笙子)
 4回、投手前に犠打を決める中田(左)=撮影・伊藤笙子
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 「巨人-中日」(13日、東京ドーム)

 巨人の中田翔内野手が、15年目でプロ初犠打を決めた。好機でのバントの構えに球場に詰めかけたファンからはどよめきが起こった。

 同点の四回無死一、二塁で打席を迎えた中田は、初球からバントの構え。場内からはどよめきが起こると共に、一塁走者後方に守備位置を取っていた一塁手・ビシエドも慌てて前進して守備位置を取り直した。

 初球ファウルの後、2球目で大野雄から投前に犠打を決めた。原監督は拍手を送るなか、中田はベンチでナインとタッチを交わした。プロ通算6245打席目だった。

 その後、1死二、三塁から大城が二ゴロを放ち、その間に三走が勝ち越しのホームを踏んだ。

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