巨人・菅野、右翼ポランコの“落球”からのピンチを凌ぐ 初回は守備ほころびから先制許す

 4回、大貫を空振り三振に抑え、ピンチをくりぬけた菅野(撮影・伊藤笙子)
 1回、桑原の打球を捕球できなかったウォーカー(左)と中山(撮影・伊藤笙子)
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 「DeNA-巨人」(12日、横浜スタジアム)

 中12日での登板となった巨人先発のエース菅野が、四回、守備に足を引っ張られる形で同点、逆転のピンチを迎えたが、意地の投球で凌ぎきった。

 四回、DeNA4番牧に中前打で出塁を許すと、5番ソトの右中間への当たりはライトのポランコが追いついたようにみえたが、ボールはグラブからこぼれ落ち(記録は二塁打)て無死二、三塁に。なんとか二死を奪い、最後は9番投手の大貫を三振に打ち取って切り抜けた。

 菅野は初回に不運から失点。先頭・桑原の打球は左翼と遊撃の間に打ち上がった。後ろ目に守っていた左翼手・ウォーカーと遊撃手・中山が捕球に向かって走ったが、ボールは遊撃手・中山のグラブからこぼれた。痛恨のプレーで無死二塁とすると、犠打を許して1死三塁から楠本の右中間フェンス直撃の適時二塁打で先制を許していた。

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