楽天・田中将 日本球界復帰後初の完封勝利 球団記録更新の11連勝で勝率8割に到達
「楽天7-0ロッテ」(10日、楽天生命パーク宮城)
楽天・田中将大投手が日本球界復帰後、初となる完封勝利を挙げた。
走者を出しても慌てない。熟練の投球が光った。0-0で迎えた五回は連打で無死一、二塁のピンチを迎えたが、山口を空振り三振、エチェバリアを遊ゴロ、柿沼を中飛で得点を許さない。七回も無死一、二塁とされたが、安田を中飛、山口を三ゴロ併殺打で窮地を脱した。
4安打7奪三振1四球で完封。昨季に日本球界復帰を果たしてから初、2013年7月9日・日本ハム戦(東京ドーム)以来の完封勝利となった。これでリーグ単独トップの4勝目。防御率も1・17でリーグ2位を維持した。
打線は五回2死満塁から銀次の遊撃内野安打、捕逸で2点を挙げた。八回にはマルモレホスの左翼フェンス直撃の2点適時二塁打、辰己の右前適時打、炭谷の中前2点適時打でリードを広げた。
チームはこれで球団記録を更新する11連勝。貯金を今季最多の18とし、勝率は・800に到達した。




