楽天・決勝ソロの鈴木大「最高のスイングができた」球団新の8連勝「1勝でも伸ばせるように」
「オリックス2-3楽天」(6日、京セラドーム大阪)
もがき苦しんだ男が試合を決めた。楽天・鈴木大地内野手(32)が、同点の九回に決勝のソロホームラン。チームを球団新記録の8連勝に導いた。
「とにかく後悔しないように、思い切って振っていこう」。同点の九回、オリックス守護神・平野の前に迷いを消した。初球を振り抜くと打球は右翼席に突き刺さる今季自身第1号。「最高のスイングができた」。価値ある一発に満面の笑みがあふれた。
ここまでは苦しいシーズンとなっていた。開幕から状態が上がらず、成績不振に陥った。それでも「一生懸命野球をやるというのは変わらない」と前を向いた。
試合後、石井一久監督は「彼は(鈴木大)ぶれずにベンチの前に出て、チームを鼓舞してくれる。どういう状況に置かれても、戦う姿勢は見せてくれているので、ご褒美じゃないですか」と笑顔で語った。
「みんなで積み重ねた球団記録だと思うので、また明日から1勝でも伸ばせるように頑張ります」。苦しんだ鈴木大はチームの勢いとともにさらに加速していく。



