中日・立浪監督 京田を試合中強制送還 軽率守備に2軍降格通告「戦う顔をしていない」

 「DeNA7-1中日」(4日、横浜スタジアム)

 中日は締まらない守備が失点に直結した。四回、守備範囲のゴロを遊撃手の京田陽太内野手が軽率な守りで処理できずに内野安打とすると、直後に先制2ランを浴びた。

 記録上は「失策」がつかなかったプレーだが、立浪監督は直後の攻撃で京田に代打を送って交代。そのまま試合中に帰らせた。「2軍でやりなおして来いと。戦う顔をしていないので外した」と厳しく断じた。

 京田は大和の二遊間への打球を下がりながら合わせにいったが、グラブの下を打球が抜けた。4月27日の阪神戦でも同じような打球を後逸しており、監督は「あの辺の打球(のライン上)に入っていけない。守備だけはきちっとしてくれたら」と渋い顔を見せる。打率1割台でも守備力を評価して起用していただけに、強い口調で奮起を求めた。

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