智弁和歌山が4強 プロ注目の武元も活躍 春季高校野球和歌山大会
「春季高校野球和歌山大会・準々決勝、田辺1-4智弁和歌山」(2日、紀三井寺公園野球場)
智弁和歌山が田辺を下し、4強入りを果たした。
最速148キロ右腕でプロ注目の武元一輝投手(3年)が先発し、6回2/3を投げて4安打1失点。この日の最速は146キロをマークするなど、力強い投球で試合を作った。また、打っては2点リードの五回1死走者なしから左前打を放ち、チャンスメーク。貴重な追加点へとつなげて投打で勝利に貢献した。
今大会初先発となった武元は「捕手のミットを目がけて投げるというイメージだけでした。両サイドのコントロールとテンポを意識した」と複数球団のスカウトが見守る中、明確なテーマを持ってマウンドに上がり、高いポテンシャルを示した。



