創志学園の長沢監督が今夏限りで退任 春夏通算5度甲子園出場 阪神・西純ら育てる

 創志学園の長沢宏行監督(69)が今夏限りで退任することが29日、分かった。

 長沢監督は、夙川学院女子ソフトボール部監督として、インターハイで5連覇を含む18度の優勝を果たし、96年アトランタ五輪は女子ソフトボール日本代表ヘッドコーチなどを歴任。03年からは、神村学園の監督を務め、05年のセンバツで甲子園初出場し、準優勝した。さらに、10年には創志学園野球部創部と同時に監督に就任し、春夏通算5度甲子園へ出場。阪神・西純らを育てた。

 今夏限りでの退任について長沢監督は「とにかく夏まで頑張ろうという気持ちです。今年の入学式の時に保護者の方には(退任の)話しをしましたが、子どもたちにはまだできていなくて。自分のことで子どもたちを迷わしたりするのは僕の本意ではないので。今は、夏に向けて子どもたちと一生懸命やっています」と率直な思いを口にし、18年夏以来、4年ぶりの甲子園を目指している。

 現在、チームは春季岡山大会中で、24日の2回戦では、金光学園に12-3で7回コールド勝ち。29日に予定されていた明誠学院との準々決勝は雨天中止となった。

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