奈良朱雀・奈良商工の清水 好投7回2失点 中学時代はバドミントン部 再び野球へ

 「春季高校野球奈良大会・2回戦、奈良朱雀・奈良商工10-2一条」(23日、佐藤薬品スタジアム)

 春季奈良大会2回戦で、奈良朱雀・奈良商工の清水風雅投手(3年)が、一条戦に先発。ロッテやDeNAなど4球団のスカウトが訪れた中、7回を4安打2失点(自責点1)の好投を見せた。

 身長183センチの左腕は、長い手足を生かして角度のあるボールを披露。直球の最速は130キロ台だが、キレのある直球に変化球を織り交ぜ、的を絞らせない投球が武器だ。「変化球も低めに投げられていいピッチングができた」と納得の表情を浮かべた。

 中学時代は野球部がなかったため、バドミントン部に所属。最高で、ダブルスで奈良県大会2位に輝いたこともあったが、高校から再び野球を始めた。「夢はプロ野球選手です。もう少し球速を上げたい」と高みを目指していく。

 ◇清水 風雅(しみず・ふうが)2005年2月16日生まれ。奈良県奈良市出身。17歳。183センチ、68キロ。左投げ左打ち。投手。幼稚園年長から野球を始め、興東館柳生中ではバドミントン部に所属。奈良朱雀・奈良商工では1年秋からベンチ入りし、2年夏に背番号1。球種はカーブ、スライダー、チェンジアップ。

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