ヤクルト・石川が史上3人目の新人年から21年連続勝利 青木がV弾

 青木と入団から21年連続勝利を祝う石川(撮影・金田祐二)
 9回、佐藤輝は空振り三振に倒れ試合終了(撮影・佐々木彰尚)
 4回、先制ソロを放ちオスナに迎えられる青木(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト1-0阪神」(23日、神宮球場)

 高津ヤクルトが、投手戦を制した。打っては青木が今季1号、投げては石川が6回3安打無失点で今季1勝目。合わせて「82歳コンビ」のベテランが投打で光った。

 先発・石川が初回の難所を踏ん張った。立ち上がりに1死満塁のピンチを招いたが、ロハスを捕邪飛、小野寺を見逃し三振。無失点で切り抜けると、二回からはらしさ全開だ。

 味方の堅守に助けられながら、凡打の山を築いた。「何度も言うように勝ちたいですね。それだけです」と強い思いを語っていた石川。その思いに応えたのが青木だった。

 四回だ。円陣を組み、打席に向かうと、5球目の高め真っすぐを振り抜いた。「石川さんがいい投球をしているので何とか先に先制してあげたかった」と、青木が今季1号で待望の先制点をもぎ取った。

 石川はプロ野球史上3人目の、新人年から21年連続勝利を記録した。

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