ロッテ・佐々木朗 起用はコンディション優先 木村投手コーチ「長いシーズン見据えて」
ロッテの木村龍治投手コーチ(51)は18日、佐々木朗希投手(20)の起用法について、今後もコンディション優先で球数、登板間隔を決めて起用していく方針を示した。
木村コーチは「長いシーズンを見据えて球数を増やすとか減らすとかを考える」とし、今後もコンディション優先かを問われ「そういう形になります」と明言した。
17日は8回完全で降板。史上初の2試合連続完全試合の可能性もあったが「偉業が2勝、3勝分ぐらい付いてくるなら別ですけど、1勝は1勝なので。それを積み重ねてチームが最後に頂点にたどりつけば」と、改めて賢明な対応だったと強調した。
今季は優勝を命題に掲げるロッテ。ローテの軸となる佐々木朗の長期離脱を避けることが最優先という考えがある。プロ入り1年目は登板機会がなく、2年目の昨季は中10日以上空けて先発。3カ年計画で開幕ローテ入りにたどり着いたが、体力面はまだまだ未知数だ。
「思いきって空けたり、抹消ギリギリのところにすることもある」と木村投手コーチ。20歳のコンディションに細心の注意を払いながらローテーションを決め、無理はさせずに投げさせていく。