ロッテ・吉井PC「壊れてからでは遅い」佐々木朗の8回降板に自論「良い判断だった」

 ロッテ・吉井理人ピッチングコーディネーター(56)が18日、自身のブログを更新。17日・日本ハム戦で、完全試合を継続していた佐々木朗を8回で降板させたベンチの判断を称賛した。

 冒頭で「佐々木朗希、今回もすごかったです。前回より、質の悪い直球を投げる割合が多かったが、しっかりまとめてきました。投げるボールもすごいが、ゲームプランもしっかりできる投手です」と佐々木朗の投球内容を評価した。

 その後、交代についても自論を展開。「そして、マリーンズベンチもよく8回で降板させました。(6回で代えてほしかったけど)ついつい目先の勝利や記録にとらわれ、選手に無理をさせてしまうことがあるのですが、良い判断だったと思います。プロ野球は長期戦なので、選手のコンディションを考えながら勝利を目指すことが大事だと思っています」と続けた。

 「それに、佐々木は1年間フルに戦ったことのない見習い投手です。(もはや見習いとは言えない実力だが)壊れてからでは、遅いのです」と今後も球団が成長過程にある佐々木朗をじっくり育てていってくれることを願った。

 ここで2020年9月のトミー・ジョン手術から復帰して2軍登板を果たした種市投手の名前を出し、1軍投手コーチ時代を回顧。「種市が、長いリハビリから帰ってきました。(嬉しかった!)2軍戦で1イニング、最速152キロの復活登板でした。種市の故障はわしの責任でもあるので、早く戻ってきてくれと思っていました。1軍に定着した次のシーズンのイニング数、もっとしっかり管理すればよかったと後悔しています」とつづった。

 最後に「若者が早い時期に故障するのは、見ていて辛いです。野球に故障はつきものですが、なるべく故障しないよう、我々指導者がしっかり管理していきたいと思っています」と自身の思いを記して締めくくった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス