上茶谷が91球で完封 不振脱出への取り組み結実 DeNAハマスタ初星導く
「DeNA6-0ヤクルト」(16日、横浜スタジアム)
DeNA・上茶谷がヤクルト打線を91球で5安打完封。「前半は一人一人アウトをつないでいった。後半はとらえられたが、野手に守ってもらった」。チームに本拠地・横浜スタジアムでの初勝利を贈った。
最近2年の不振脱出へ向け、取り組んだのがフォームの修正とフォーク、シュートの習得だ。大学時代の投げ方に戻し、フォークはボールを指に挟んで眠るほど。オープン戦では打たれて開幕ローテにも漏れたが、三浦監督からは「ここでやめるなよ」と激励を受け、諦めず取り組んだ。その成果を発揮し、1日のヤクルト戦(神宮)に続く2勝目だ。
新型コロナウイルス感染者が多数出て、4試合が中止になってから初勝利。三浦監督も「嫌な流れを断ち切ってくれた」とたたえていた。