筋金入りのG党・ドラ3赤星 運命のプロ初勝利に「子供の頃から憧れていた景色」

プロ初勝利のウイニングボールを手にする赤星。右は原監督(撮影・堀内翔)
試合後にタッチを交わす中田(左)と赤星(撮影・堀内翔)
プロ初勝利のウイニングボールを手にする赤星(撮影・堀内翔)
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 「巨人9-5阪神」(3日、東京ドーム)

 巨人のドラフト3位・赤星(日大)が、7回2失点の好投でプロ初勝利。セ・リーグの新人投手では勝利投手一番乗りとなった。

 立ち上がりから丁寧にコーナーをつき、阪神打線に付け入る隙を与えなかった赤星。六回、糸井に2ランを浴びるも「ホームランを打たれてしまったんですけど、その後はしっかり抑えて、7回を投げきることができた。次も同じような投球ができるように頑張りたい」と浮き足立つこと無く、後続をしっかり抑えた。

 小学生の時、巨人のファン感謝祭でグラウンドに立ったことがある右腕。立派に成長を遂げ、伝統あるユニホームを身にまとってお立ち台に上がり「子供のころから憧れていた景色。自分がファンの方を喜ばせられるように頑張りたいと思います」と感慨深げに振り返った。

 打席ではプロ初安打も記録し、初安打と初勝利の記念球を手にした右腕。「2つとも親に渡したいと思います」と明かし、「1勝でも多く勝ち星を挙げられるように頑張ります」と力を込めた。

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