NPB 感染拡大防止へ対策継続 ロッテ、楽天で複数人感染

 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は1日、各球団で新型コロナウイルスの陽性判定者が続いていることに、現状の対策を続けてさらなる感染拡大を防止していく考えを示した。

 開幕前から各球団で陽性判定者が見られ、ロッテは3月29日から3日連続で計5人、この日は楽天で先発予定だった則本ら6人の陽性判定が確定し、計8人を入れ替え。ソフトバンク戦は代役として涌井が先発となった。

 井原事務局長は「それぞれの球団でガイドライン、検査態勢のマニュアルに沿って対応していただいている」と説明。定期スクリーニング検査に加え、体調不良者が出た場合にチーム全体で緊急の検査を実施していることから球団によって複数の陽性者の確認が続いているのが現状だ。

 「無症状でも感染している人の確認を続け、早めの隔離を行い、それ以上の拡大を防ぐというやり方しかないと思っている」と井原事務局長。滞りなくシーズンを続けていくために「緊張感を持って日々を過ごしていかないといけない」と話した。

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