勝利の近江・多賀監督「京都国際さんの分まで」小牧監督から謝罪の電話「自分にはできない」

 6回、ベンチを出て指示を出す近江・多賀監督(撮影・神子素慎一)
 延長13回を投げきり、チームメートにねぎらわれる近江・山田(中央)(撮影・伊藤笙子)
 延長13回を投げきり、拳を突き上げる近江・山田(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・1回戦、近江6-2長崎日大」(20日、甲子園球場)

 急きょ出場の近江(滋賀)が延長十三回タイブレークの激闘を制した。チームは4年ぶりの春1勝で2回戦に駒を進めた。

 九回に2点差を追いつき、タイブレークの末に勝利。近江の多賀監督は「今日はこんなゲームになるとは思っていなかった。本当に京都国際さんの分まで思い切り、やろうということで言っていた。本当にその力で後押ししてもらい、いいゲームができて本当に良かったと心から思ってます」と、言葉を選びながら勝利の喜びをかみしめた。

 試合出場が決まったのは17日。多賀監督は「実は決定した翌日、京都国際の監督である小牧先生から電話をいただき、『迷惑をかけます。誠に申し訳ない』と。本当にその言葉を聞いて、自分にはできないなとそんな思いでこの試合に臨んだ」と振り返った。

 エース山田は165球を投げ、2失点の完投勝利。「向こう(京都国際)のエースの森下君と山田が仲良くさせてもらっている。その森下君の無念、しっかりここに持ってなげてくれた。気持ちのこもった熱投だった」とうなずいた。

 今大会に出場が決まっていた京都国際が、野球部関係者13人の新型コロナウイルス感染を受けて、出場を辞退すると発表。代わって近畿地区の補欠1位校だった近江が繰り上げ出場することになった。

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