中日 開幕投手・大野雄が貫禄の3回0封 ピンチも動じず「いい練習」
「オープン戦、中日1-1楽天」(18日、バンテリンドーム)
中日・大野雄が全てのイニングで得点圏に走者を背負っても慌てず踏ん張り、3回を無失点にまとめた。立浪新体制のスタートとなる開幕戦に向けた最終登板を無難に終え「ピンチが多かったが、いい練習になると思う」と貫禄を漂わせた。
中身の濃い登板だった。三回2死二塁で島内に対して2ボールになると四球で勝負を避けた。続くマルモレホスを一ゴロに仕留めてピンチを脱出。昨季パ・リーグ打点王よりも、一回に三振を奪った相手を選択した冷静さが光った。
25日の開幕戦で投げ合うのは巨人のエース・菅野で「先に点を与えてしまったら苦しい展開になる」と投手戦を念頭に腕を振った。大黒柱は4度目の大役に向け「気合マックスで炎のピッチングをします」と力強かった。





