花巻東・佐々木麟太郎 練習試合で6発「回復は順調」 東北勢初の頂点目指す

 「選抜高校野球」(18日開幕、甲子園球場)

 大会第5日第1試合で市和歌山と対戦する花巻東(岩手)が17日、オンライン取材に応じ、注目の佐々木麟太郎内野手(2年)は昨年12月の両肩手術から「回復は順調」と明かした。一戦必勝で東北勢初の頂点を目指す。

 完全復活も目の前だ。バットを振り始めたのは今月上旬とブランクもあったが、対外試合解禁の5日以降に計6発を記録。大会に間に合うか心配されていたが不安を一掃した。

 現在はフル出場もこなしており、父でもある佐々木洋監督も「最悪の状況で臨まなければいけないと思っていたけど、思ったよりバットを振れている」と一安心。大会では4番で主将の田代旭捕手(3年)と「3番4番でくっつけて臨みたい」と手応えもある。

 ただ、「手術前の感覚を取り戻しているわけではないし、調子の浮き沈みがある」と佐々木。「これからも練習に取り組んで初戦を迎えたい」とギリギリまで調整を続ける。

 現在の高校通算本塁打は同校OBの大谷(エンゼルス)に並ぶ56本。甲子園で一発が出れば、入学から1年で偉大な先輩の記録を超えるが「チームの勝利に貢献するために強い打球を打って、得点に絡めるバッティングを意識して、1戦ずつ上がっていきたい」とあくまで記録は二の次だ。恋い焦がれた夢舞台。自身のバットで勝利を呼び込む。

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