日本ハム 新庄監督“新常識”導入 中継ぎ投手複数イニング制、上がりの日設定も

 日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が、今季、新たな継投システムを導入することが17日までに分かった。中継ぎ投手を1試合につき複数イニング登板させ、状況によってはベンチ入りしない“上がり”の日を設ける制度。連投を避ける、延長12回に対応するという2つの狙いがある。

 武田投手コーチは「連投よりも、複数イニングを投げられる方が今は大事になってきている。1試合目に投げて、また3試合目に行けるようにしてほしい。上がりを作ったりして。そっちの方がビッグボスも重要視されていると思う」とビッグボスが導入を狙う新たな試みを代弁した。

 中継ぎ陣は毎試合ベンチ入りし、1イニングを任されるというものが従来までのセオリー。だが、同コーチは「1イニング限定の投手は少ないと思う、今年に関しては」と明言した。

 「連投は1イニング、1イニングになるじゃないですか。逆に今、これからの野球、12回を考えると、連投よりも長いイニングを投げて、次も長いイニングを投げてという投手の方が重要視される」と明かす。さらにロングリリーフ要員も複数人待機させて備える思いだ。

 最終回を投げるクローザー以外は例外は設けない方針。「例えば宮西もそうだし、みんなそうだけど、連投よりもその試合にかける」。中継ぎ投手複数イニング制という“新庄式”でシーズンに挑む。

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