ロッテ・山口 待望の1号「完璧な当たり」 打撃フォーム修正の成果でた
「オープン戦、ロッテ4-3西武」(12日、ZOZOマリンスタジアム)
弾丸ライナーで打球がバックスクリーン左へ飛び込んだ。ロッテ・山口がオープン戦32打席目で待望の1号。本拠地では昨年11月7日CSファーストS以来の本塁打。「打った瞬間、入ったと分かる完璧な当たりでした」。ファンからの大きな拍手を浴び、うれしそうに本塁を踏みしめた。
ホームグラウンドで、本来の姿がよみがえった。2月の石垣島キャンプから3月6日までの長期遠征が終わると以降は一番、寝心地のいい寮で就寝。11時間、寝て試合に備える。ゾゾではロングティーができる環境もあり、打撃フォームを修正して臨んだ成果だ。
オープン戦初の2安打でようやく打率は・138に。「今の状況では1軍と言えるほどでもない。必死にやっていく」。残り7試合、打って開幕スタメンを勝ち取る。