巨人・元木監督代行「勝負強いところをみせていかないと」1得点の打線に奮起求める

 6回が終わり、審判に選手交代を告げる元木コーチ(右)
試合前練習で岡本和(右)と話す元木コーチ
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 「オープン戦、オリックス6-1巨人」(11日、京セラドーム大阪)

 体調不良で欠場した原辰徳監督に代わって元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチが指揮を執った。「(原監督から)任せると。体調崩してと申し訳ない」と託された一戦。試合前には「いつも通り、監督がいないからといって油断せずに、試合数も少ないわけだから、開幕に向けてやっていかないと。開幕がきたから頑張ろうじゃ、遅いよ」と選手たちに伝えたが、エースの菅野が4回7安打6失点と崩れるなど、投打に精彩を欠いた。

 初回2死満塁では中田が空振り三振に倒れて無得点。11安打を放ちながら1点にとどまり、「負けるときは、いつも言っているように1本が出ないから点が入っていない。その1本が出るように野手も頑張って、勝負強いところをみせていかないといけない」と打線の奮起を求めた。

 ここまで好調を維持している中田については「翔はずっと打っているし、毎日毎日、打てるわけじゃないけど、悔しいと言って『もう1打席いかせてください』と言ってきているわけだから」とその姿勢を評価した。

 先頭に四球を与えて無死三塁のピンチを背負うも、無失点でしのいだドラフト1位・大勢には「やっぱり中継ぎで投げると監督も言っていて、接戦の時とかに先頭を歩かせることは一番良くないと思う」と反省を求めつつも、「エラー絡みだったけど、よく0点に抑えたというのは大したもんだね」とたたえた。

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