新庄監督 巨人・菅野を知らず「いいピッチャーみたい」対戦前に「楽しみですね」
「オープン戦、日本ハム-巨人」(5日、札幌ドーム)
日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)の言葉に、報道陣があっけにとられるシーンがあった。
試合前に報道陣と談笑する中で、「向こうのピッチャー、えーと…」と名前が出てこない。菅野と聞いて「そうそうそう。いいピッチャーみたい。知ってます?みんな?。15、6勝するピッチャー?ほんとに知らんから。メジャーでも通用するという。楽しみですね」と話して笑う。
続けて「何がいいんですか?」と逆質問。「真っすぐの制球と、スライダー」と聞くと、今度は「165くらい出すの?」と続け、「152、3キロです」という情報を得た。
日本ハムはこの日は試合前に新人団セレモニーを開催する。スタメンも4番まで新人選手を起用。1番にドラフト4位の阪口(岐阜第一)、2番にドラフト2位の有薗(千葉学芸)と高卒新人2人に1、2番コンビを組ませた。ビッグボスは「(菅野は)速いじゃん。高校生がガンガン打ったらすごい」と新人選手がどう立ち向かうかに興味津々だった。
試合では初回に有園が左前打を放つと、新庄監督は両手を突き上げて大喜び。さらにドラフト3位・水野(JR四国)の安打で好機を広げたが、無得点に終わった。結局、2回を投げた菅野に対して無得点に終わり、4三振を奪われた。