楽天・田中将 ライブBPで手応え 変化球交え49球「ステップ踏むことできた」
「楽天春季キャンプ」(15日、金武)
楽天・田中将大投手(33)がライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。キャンプで初めて打者に対して投球し「ステップを踏むことができた」と手応えを口にした。
メイングラウンドのマウンドに背番号18が上がった。捕手役にドラフト2位の安田を座らせ、打席の銀次、炭谷らを相手に変化球を交えて49球を投じた。14日のシート打撃に登板予定だったが、雨の影響で行われなかったため「希望しました」と登板の経緯を語った。
「内容どうこうよりも、打者に向かって投げることが一番」とこの日の収穫を語り、「ちょっとずつ上がっていけばいいと思うので、まずその段階を踏むことができた」とうなずいた。
石井監督は主力投手陣について「那覇の方に近づいてから」と話しており、実戦登板は1週間ほど先になる見通し。「今日のことを踏まえて、うまいこと状態を上げながら、疲労も抜きながらやっていきたい」と田中将。経験豊富な右腕が着々と準備を進めている。