DeNA ドラ1小園健太が初ブルペン 三浦監督も笑顔「ええボール投げてましたね」

ブルペンで投球する小園
 ブルペン入りの前にキャッチボールをする小園(撮影・開出牧)
 ブルペン入りの前にキャッチボールをする小園(撮影・開出牧)
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 「DeNA春季キャンプ」(13日、宜野湾)

 第3クール最終日、ドラフト1位の小園健太投手(18)=市和歌山=が今キャンプ初のブルペン入り。全て直球で16球、捕手の伊藤光に投げ込んだ。小園は「絶対力むと思っていたんですけど、案の定力んでしまいました」と苦笑い。だが「自分の中で早く投げたいと思っていたので、すごくよかったと思いました」と投球後に伊藤と笑顔でタッチを交わした。

 待ちわびたブルペンでの投球。首脳陣や他球団のスコアラー、報道陣、ファンと多くの視線が背番号18に送られた。小園は「傾斜で投げること自体が久しぶりで、最初はどうなるかと思っていました。アバウトなんですけどしっかりコースに投げることはできたと思います」と振り返った。

 三浦監督は「いやー、ええボール投げてましたね」と笑顔。「注目される中で投げていましたけど、宿命ですよ。その中でも堂々と投げていた」と18歳の姿を評価した。他球団のスコアラーも「(初のブルペンだったが)立派だよ。さすがドラ1という球。投手らしい体型で下半身もどっしりしている」と話した。

 小園の1番の武器は直球。「藤川(球児)さんみたいにストレートで勝負できる投手になるのが理想かなと思います」と、直球磨きをかけていく。3日前ほどにブルペン入りを聞かされ「『やっとだな』と(思った)。うれしかったです」と18歳らしく喜んだが、マウンドでは喜びをかみしめ一球一球丁寧に力を込めて投げ込んでいた。

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