楽天・早川 100球以上投げ込み 昨季あっての方針転換「この期間に投げて確認」
「楽天春季キャンプ」(8日、金武)
楽天・早川隆久投手(23)がルーキーイヤーと打って変わって投げ込んでいる。たびたび100球以上の投球練習を行い、これまでの球数は470を超えた。8日は翌日の投球練習に備えてランニングなどで調整し、「この期間に球数を投げて下半身の土台やメカニック(体の動き)を確認するのが大事」と狙いを語った。
昨季は後半戦で失速して9勝にとどまり、目標の2桁勝利に届かなかった。キャンプでは疲労をためないことを優先したため「それで悪循環というか、後半に悪い部分が出てきたのかな」と分析している。今年の投げ込みは「去年戦わせてもらったからこそ」の方針転換だ。
3月に行われる侍ジャパンの台湾との強化試合に向けても「もし選出していただけるのであれば、しっかり結果を残せるように準備していければ」と代表入りを熱望した。