楽天の田中将が7日、沖縄県金武町キャンプで3度目の投球練習を行い、全球種を交えて56球を投じた。これまでは直球主体だったが、スライダーやスプリットなどを解禁し、「変化球を全て投げ始めたのが新たなステップ。まずはしっかり投げられたのが良かった」と振り返った。
2球目から打者の模型を打席に立たせて実戦をイメージ。43球目のスプリットは低めに大きく沈み、「落ちた」と自然と声が出た。「去年のシーズン通したものと比べても良かったんじゃないか。それは1、2球ぐらいしかなかったけど」と一定の手応えを得た。
今後はセットポジションでのクイック投法も確認しながら仕上げる。