DeNA・三嶋“盛田シュート”習得目指す 「奇跡のリリーバー」のようにエグる

 取材後、本日2度目のブルペン入りした三嶋(撮影・中田匡峻)
 1996年4月5日、開幕試合のヤクルト戦に先発した盛田幸妃さん=神宮
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 「DeNA春季キャンプ」(8日、宜野湾)

 右打者の内角をえぐりまくる!!DeNA・三嶋一輝投手(31)が、今キャンプから新たにシュート習得に全力を尽くしている。

 自身で毎年の課題と話す「右打者の内角への攻め方」。新球習得へ斎藤チーフ投手コーチと小谷コーチングアドバイザーは、参考としてかつて横浜に在籍し、三嶋と同じ背番号「17」を背負った盛田幸妃氏の名を挙げた。三嶋は「(打者が)すごく嫌がってると感じた」と映像で確認。「奇跡のリリーバー」に勝るとも劣らないオリジナルの1球が理想形だ。

 第2クールでは合計200球を目標にブルペン入り。計209球を投じ「状態も少しずつ上がってきた」と手応えを口にしつつ、投げることで体に染み付け込ませている。

 プロ10年目で新たな挑戦を始めた三嶋。昨年は守護神として悔しい思いがあったからこそ、練習にも気合が入る。「三嶋はシュートがあるから嫌だ」。右打者に恐怖を与えるボールへ成長させるため、球の精度、そして投げ込める気持ちを作り上げていく。

 ◆盛田幸妃氏 大洋(横浜、現DeNA)、近鉄で主に救援投手として活躍。全盛期は150キロ近い速球と鋭いシュートを武器に打者を苦しめた。近鉄移籍後の98年に脳腫瘍を発症したが、摘出手術を受け、リハビリを経て復活。「奇跡のリリーバー」と呼ばれ、01年のリーグ優勝にも貢献した。02年限りで現役引退後に腫瘍が再発。15年10月、転移性悪性腺腫のため45歳の若さで死去。通算成績345試合、47勝34敗29セーブ、防御率4・05。最優秀防御率1回(92年)。

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