日本ハム 武井壮臨時コーチの講義で20メートル走0・1秒UP 新庄Bボスも満足

 「日本ハム春季キャンプ」(2日、名護)

 日本ハム・新庄剛志ビッグボス(50)による8人の臨時コーチ第1弾として、元陸上十種競技日本王者でタレントの武井壮(48)が来場。午前、午後の2回に分けて、走り方、体の使い方などの講義を行った。

 「今日は非常にプラスになった日」とビッグボスは満足そうに振り返った。講義内容を取り入れて計測した20メートル走では、ほとんどの選手がこれまでより0・1秒上回る数字をたたき出す。武井は「0・1秒で1メートル前に進める。ぎりぎりでアウトになっていた内野ゴロはヒットになる」と強調した。

 2人は全く面識がなかった。武井によると「夏くらいにいきなりDMが送られてきて、『壮くん、ちょっとインスタライブ一緒にやらない?』って」と連絡があったことを明かした。

 インスタライブでは走ることやトレーニング論を交わした。コーチング技術についての「探りを入れられていたのが分かった」のは、監督就任後に臨時コーチ就任依頼が届いた時。ビッグボスは「投げる、走る、捕るは選手に教えられるけど、走り方を教えるっていうトークの技術がないから」と起用理由を明かした。

 午後の2時間の講義後には、ビッグボスが4番候補に挙げる五十幡亮汰外野手(23)に個別指導。約6時間の指導を終えて「僕はベーシックな体の部分についての指導。赤星さんが走塁という枠に落とし込んでくれる」とし、臨時コーチタッグで日本ハムの走塁強化につなげたいという思いを明かした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス