日本ハム・清宮 約9キロ大減量!新庄ビッグボス指令に応えた 攻守にキレキレの動き披露

 佐賀・嬉野総合運動公園で自主トレを行った日本ハム・清宮(右)とロッテ・安田
 秋季キャンプ時の清宮=2021年11月8日
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 日本ハム・清宮幸太郎内野手(22)が12日、ソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)やロッテ・安田尚憲内野手(22)らとの佐賀・嬉野市での自主トレを公開。新庄ビッグボスからのダイエット指令に応え、公称103キロから94キロまで大減量した姿で鋭い打球を響かせた。柳田からは3割1分か30本塁打打てという指令を受け、30発を目標に掲げた上で、ソフトバンク戦での“恩返し弾”を目指す。

 前日に、新庄ビッグボスが「かなり絞れてる」とインスタグラムで反応したことが正しかったかのように、清宮がキレキレの動きでグラウンドを走り回った。

 ノックでは軽快にゴロをさばき、フリー打撃でも右へ左へライナー性の鋭い打球を連発。「(昨年)秋の時よりはだいぶ体重は減ってますね。動きやすいです。あんまり疲れないですし」と笑顔。「今94、95キロくらいです」と昨季の公称103キロから約9キロの減量に成功し、初の90キロ台で、5年目に挑む。

 昨季は初の1軍出場なし。「ガラッと環境を変えたかった」と柳田に自主トレ参加を頼み込んだ。自分に厳しく、嬉野温泉の旅館では高タンパク摂取、脂質を抑える食事で自身を律している毎日だ。

 「カロリーだけ増えて栄養ゼロは最悪」と、毎朝、湯豆腐を食べるのが日課。自主トレメンバーの中では「一番、食べている」というが、高カロリーのドレッシングなどにも気をつけ、筋肉を落とさない理想的な減量で見違える姿となった。

 過去4年間は結果に苦しみ「自分のスイングが嫌いで嫌いで仕方がなかった」という。練習での柳田のスイングを見ては「日本一のバッター。思ったこととか疑問に思ったことを聞いたりしている」と質問攻め。他球団ながら、自主トレを共にしてくれる柳田への感謝は尽きない。

 そんな師匠からは3割1分か30本塁打のノルマを課せられ、クリアすれば「ギータ賞」として、何らかのプレゼントが贈られる。自主トレの手応えの表れか、高いハードルにも「30発、そこは目指してやりたい」と言い切った。

 恩返しの意味も込め、シーズン中は師匠の前で豪快弾を放つことを誓う。「開幕はホークスなので、柳田さんの前で一発かましてやりたいと思います」。スリムな姿で開幕から大暴れする。

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