オリックス・中嶋監督 平野佳に劣らぬ新守護神を 山岡に期待「両にらみしないと」

 オリックスの中嶋聡監督(52)が30日、新守護神の台頭を期待した。今季、主に九回を投げたのは平野佳。46試合に登板して26セーブを挙げたが、指揮官は「平野が1年間けがなくやってくれるのかって言ったら、そういうことにはならない」と危機感を持つ。

 救援陣は基本的に3連投を禁止としたことで、能見、漆原、K-鈴木、村西、ヒギンスもセーブを挙げた。来季も平野佳を軸に、九回を任せられる投手が複数人いた方が心強いという考えだ。

 候補の一人に挙がるのが山岡だ。今季は右肘の関節炎などを発症し、9月には右肘のクリーニング手術を受けた。それでも、日本シリーズ第5戦では八回に中継ぎ登板。2/3回を無失点に抑え、新たな一面を見せた。

 中嶋監督は「両にらみしないといけない」とクローザー起用について否定しなかった。リーグ連覇、そして日本一へ。平野佳に負けない新守護神の出現は重要案件だ。

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