ヤクルトの清水昇投手（２５）が１７日、契約更改交渉に臨み、５２００万増の８８００万円でサイン。来季の目標には「３年連続タイトル」を掲げた。（金額は推定）

　今季は不動のセットアッパーとして、７２試合に出場。３勝６敗１セーブ、防御率２・３９とフル回転し、６年ぶりのリーグ優勝＆２０年ぶりの日本一に貢献した。また日本記録を更新する５０ホールドを挙げ、球史に名を刻んだ。

　清水は激動の一年を、「いろいろな経験をしたシーズンだった。初勝利も初セーブもして、なおかつリーグ優勝もしましたし、日本一。全部経験でき、日本新記録を出せたのは自信になった」と振り返った。

　２年連続で最優秀中継ぎのタイトルを獲得し、歴代のそうそうたる中継ぎ陣に肩を並べた。それでも３年連続の最優秀中継ぎとなると、前例はなし。清水は「３年連続タイトルは意識して、シーズンオフ臨んでいきたい」と意気込む。福原忍氏（阪神）、浅尾拓也氏（中日）らでもなし得なかった「目標」を大きく掲げた。