ヤクルト・田口は現状維持7000万で更改 交渉では食事面の環境改善も要望

 契約更改を終え、会見に臨む田口(代表撮影)
 契約更改を終え、「笑顔」と記した色紙を手に写真撮影に臨む田口(代表撮影)
 契約更改を終え、会見に臨む田口(代表撮影)
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 ヤクルトの田口麗斗投手(26)が17日、契約更改交渉に臨み、現状維持の7000万円でサイン(金額は推定)。1時間半にも及ぶ交渉の席で、球団に食事面の改善を求めた。

 会見場に姿を見せた田口は、球団との話し合い内容を言葉を選びながら、「1番は食事面。改善できることは改善していきませんかという提案をしました」と説明。さらなるチームの飛躍を願い、行動に移した。

 新天地で迎えた2021年だった。巨人時代から合わせて、“3連覇”を果たした田口だが、今年は違いを感じていたという。

 「(ヤクルトは)巨人と違って栄養士の方が現場にいらっしゃらないっていうのが現実で、寮の方にいらっしゃる方で、1軍の現場にはいないんですよ。人それぞれ、今日は何をとっておきたい、摂取しておきたいというのがある」と、食事面での環境改善が要求の大きな割合を占めたとみられる。

 今季は先発と中継ぎを両方経験し、フル回転だった1年。来季も「連覇」を誓い、「1番はケガをしないこと。このオフにケガをしない体作りに取り組んでいきたい」と意気込んだ。

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