楽天・島内「打点王になっちゃいましたね」「基本的に適当にやっていました」
「NPBアワーズ2021」(15日、都内)
パ・リーグの打点王に輝いた楽天の島内宏明外野手(31)がNPBアワーズ開催に当たり、自身初のタイトル獲得についてコメントを寄せた。
「打点王になっちゃいましたね。自分で稼いだのは(本塁打の)21打点だけなので、それ以外は本当にみんなのおかげです」
今季は打率・257ながら、96打点で勝負強さをいかんなく発揮。「緊張することもなく、基本的に適当にやっていました」と自然体で臨んだ姿勢がタイトル獲得につながったと自己分析する。
母校・星稜高出身者の打撃タイトル獲得は松井秀喜氏以来。偉大な先輩も3度獲得している打点王の称号を手に入れ「レベルはまだ全然遠く及んでいないので、とりあえず1回獲得できて良かったです」と頬を緩めた。
松井氏のことを「一言で言えばおばけ、二言で言ったら怪獣ですね」と表現する島内。同氏は打撃主要3部門のタイトルを制覇しており、自身も来季は「ホームラン王を取りたいですね」と契約更改の場で意気込んでいた。
打撃三冠制覇について「正直あまり興味はない」と語るが、偉大な先輩に少しずつ近づくため、さらに打棒を磨く。