DeNA・山本祐大 オフは梅野に弟子入り 来季は盗塁阻止「5割以上」目指す

子供たちとキャッチボールするDeNA・山本祐大=神奈川県川崎市立百合丘小学校(撮影・中田匡峻)
子供たちに手を振りながら登場するDeNA・山本祐大(左)とDeNA・森敬斗=神奈川県川崎市立百合丘小学校(撮影・中田匡峻)
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 DeNA・山本祐大捕手(23)が5日、来季へ向けて、阪神・梅野から学んで盗塁阻止率5割以上を目指すことを明かした。

 プロ4年目の山本は今季キャリアハイの51試合に出場し、1本塁打、4打点、打率・131。シーズンの大半を1軍で過ごし、来季の正捕手争いに向け収穫のあるシーズンだった。

 オフは阪神に残留を決めた梅野に2年連続で弟子入り予定。山本は「後ろに逸らさないことはランナーを進めないことになりますし、投手の信頼にもつながる。どんな形でも誰が見ても難しいボールはあると思うんですけど、そういうボールも(梅野は)逸らさないので、そういうところはすごいなと思います。そこは重点的にじゃないですけど、教えてもらって何とか来年は(捕逸)0を目指しながらやっていきたいなと思います」と意気込んだ。

 盗塁阻止率のアップも目指す。「今年すごいイヤだったのが(ヤクルトの)塩見選手、(阪神の)近本さん、中野さんのコンビとか。すごい走らなくても一、三塁作ったりとか、本当こう何でもできる1、2番のチームは強かったので。防がないといけないところだと思いました。(盗塁阻止率は)5割以上は刺したい思います」と自慢の肩もさらに磨きをかける。

 この日、森敬斗内野手(19)と一般社団法人日本プロ野球選手会野球振興事業「マクドナルド野球・ソフトボール体験会サポートプロジェクト」に参加した。神奈川県川崎市の百合丘小学校での野球教室を約1時間半、約60人の小学生に向けて行った。

 子供たちとは打撃練習やキャッチボールをし、「本当に純粋に野球を楽しんでる子供たちを見て、また野球を楽しもうと思いましたし、子供たちに夢を与えられるような選手になりたいなと改めて思ったので、すごくいい経験をさせて頂きました」と笑顔だった。

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