オリックス・吉田正 「正尚組」結成 糸井、ギータから“完全独立”オリたちの親方に

 オリックス・吉田正尚外野手(28)が4日、「正尚組」の結成を明かした。来年1月に沖縄県内で佐野如一外野手(23)、来田涼斗外野手(19)らと合同自主トレを行う。これまでは阪神・糸井、ソフトバンク・柳田らと練習することもあったが、2年連続首位打者として“完全独立”。自身の調整法を惜しみなく後輩たちに伝授し、チームの底上げを目指す。

 来季プロ7年目を迎える吉田正がついに独立する。選手会長はパ・リーグ連覇へ向けて動き出していた。来年1月に沖縄で行う自主トレに佐野如、来田ら若手選手を帯同。“正尚組”を立ち上げることになった。

 「初めて独立してやります。今までは先輩が誰かいた。今回は自分でスケジュールを組んでやろうかなと。若手も行くのでレベルアップしてもらいたい」

 これまでは阪神・糸井、ソフトバンク・柳田らとの合同トレに始まり、日本ハム・西川、中日・藤井らと練習したこともあった。今季は2年連続首位打者を獲得、リーグ優勝も果たした。このタイミングで独立を決意した。

 「いろいろ一緒に経験して学ぶことはたくさんある。僕自身もそうだった。そういう存在になれたら」

 自身はシーズン終盤に右尺骨骨折をしたこともあり、いきなりフルメニューとはならない。同じ場所で練習することで若手が刺激を受けてくれればいいと考える。

 「1月って本当に大事だと思う。どうせやるなら一緒に切磋琢磨(せっさたくま)していい1年にできるように。まずはキャンプに向けてケガをせず、チームに向けてアピールできるように」

 “正尚組”からチームの底上げを目指す。

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