今季通算2千安打を達成した西武の栗山巧外野手が2日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約交渉に臨み、3年契約2年目の来季は900万円増の年俸1億7900万円でサインした。20年目で大台に到達し「球団のバックアップのおかげで必要以上にプレッシャーを感じることなく打てた。目標を達成できたのは本当にうれしかった」と満足感を示した。
球団生え抜きとしては初の2千安打で、チームが低迷する中で明るい話題に。今季は117試合で打率2割5分1厘。「(打率は)もうちょっと上げたい。僕自身ももの足りないし、見てる人もそうだと思う。来年、再来年も頑張る」と語った。(金額は推定)