プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「第５０回　三井ゴールデン・グラブ賞」が２日発表された。

　球団別では３選手が受賞した中日とオリックスが最多。初受賞は中日・柳裕也投手、巨人・岡本和真内野手、阪神・近本光司外野手、オリックス・山本由伸投手、宗佑磨内野手、楽天・辰己涼介外野手のセ・パ計６選手だった。両リーグ最多得票は捕手で１２２１回の守備機会で失策数１だったソフトバンク・甲斐拓也捕手の２５４票。セは広島・鈴木誠也外野手の２３３票だった。

　両リーグの受賞者は以下の通り。

　【セ・リーグ】

　投手　中日・柳裕也（初受賞）

　捕手　ヤクルト・中村悠平（６年ぶり２回目）

　一塁手　中日・ビシエド（２年連続２回目）

　二塁手　広島・菊池涼介（９年連続９回目）

　三塁手　巨人・岡本和真（初受賞）

　遊撃手　巨人・坂本勇人（３年連続５回目）

　外野手　広島・鈴木誠也（３年連続５回目）

　外野手　阪神・近本光司（初受賞）

　外野手　中日・大島洋平（４年連続９回目）

　【パ・リーグ】

　投手　オリックス・山本由伸投手（初受賞）

　捕手　ソフトバンク・甲斐拓也（５年連続５回目）

　一塁手　ソフトバンク・中村晃（２年連続２回目）

　二塁手　ロッテ・中村奨吾（３年ぶり２回目）

　三塁手　・宗佑磨（初受賞）

　遊撃手　西武・源田壮亮（４年連続４回目）

　外野手　ロッテ・荻野貴司（２年ぶり２回目）

　外野手　楽天・辰己涼介（初受賞）

　外野手　ソフトバンク・柳田悠岐（２年連続６回目）

　※選考対象は両リーグのレギュラーシーズン１４３試合。選考は新聞社・通信社・テレビ局・ラジオ局のプロ野球担当として５年以上にわたり取材している記者によって行われた。