ソフトバンク・サファテ引退 歴代5位、通算234セーブ「日本を愛している」

 ソフトバンクは30日、歴代5位の通算234セーブを挙げたデニス・サファテ投手(40)の引退を発表した。2014年から加入し、17年にシーズン54セーブのプロ野球記録を樹立した右腕。18年の右股関節手術後はリハビリが続き、3年契約の最終年だった今季限りで現役生活に終止符を打つ決断に至った。

 サファテは球団を通じて2000字を超えるメッセージを発表。「日本で学んだ多くのこと、出会った多くの友、信じられないほど多くのおいしい食べ物。それらすべてを愛している」と感謝した。

 名球会入りの条件である250セーブを目標に懸命なリハビリを続けたが、ついにかなわなかった。「日本での野球人生は、私が望んだ形で終わることができませんでした」としつつ、「それもまた野球だと思います」と現実を受け入れた。

 球団は功績をたたえ、来年にも引退セレモニーを行う方針。三笠GMは「日本一に何度も貢献してくれた選手。何かできる形でやれたら」と、新型コロナウイルスの感染状況などを考慮した上で開催する予定だ。

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