新庄監督ド派手登場裏話 カウンタックの白は「雪」イメージ「エンストだけは避けようと」

オープンカーから颯爽と登場した日本ハム・新庄剛志ビッグボス=札幌ドーム(撮影・高石航平)
オープンカーから颯爽と登場した日本ハム・新庄剛志ビッグボス=札幌ドーム(撮影・高石航平)
スーパーカーに乗ってファンフェスティバルに登場した日本ハム・新庄監督=札幌ドーム
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 日本ハムの「ファンフェスティバル」に高級車を駆ってド派手に登場した新庄剛志監督(ビッグボス)が30日、白いカウンタックを選んだ理由など、裏話を明かした。

 雪をイメージして車を探していたというビッグボスは「カウンタックの白を探して」と、準備をしてもらったという。「音聞こえてました?」とエンジン音にもこだわりがあった様子。テストしたのは「2回」で、「エンストだけは避けようと。ちょっとカッコ悪い。トークに影響してくる」という懸念はあったものの、スムーズにこなせた。

 というのも、カウンタックには、阪神時代にも乗っていたという。「カウンタックってアクセルとブレーキとクラッチの幅がめちゃくちゃちっちゃいんですよ。僕、靴がでかいから。これが難しくて」と乗りこなしにくさも知り尽くしており、「あれね、ちょっとアクセルふかしすぎると、クラッチがバーンて壊れるの。それで300万なんですよ。替えるのに。詳しいでしょ。昔あった」と明かした。若かりしころ、契約更改時にファンが集まっている中で、「おー、見とれや!」とカウンタックをならして颯爽と走り去ったというビッグボス。しかし、「ファンがいなくなったところで、スコスコスコ」と、止まってしまったのだという。

 修理で40分待っていたといい、「さっきまでキャーキャー言われていたのに」と落ちを付けていた。

 そんな新庄監督も、札幌ドームに凱旋したことには胸の高鳴りがあったという。「まじか。こんな俺が監督として来年で終わりの札幌ドームで選手と一緒に戦えるんだっていう。緊張よりワクワクですね。今まで、経験したことがない」と吐露していた。

 本当はスピーチの際に「4問ぐらいあったんですよ」と質疑も想定していたというが、「でも、暗くなって、登場して出ていったときに。あ、これ短い方がいいなって。ばっといってばっと終わりの方が絵的には素晴らしいものができるんじゃないかと思ってしゃべったと」と、自身のスピーチのみの形に切り替えたと明かした。

 イベント前には、あらためて選手らと顔合わせをしたが、「あいさつをしたんですけど、選手と。グダグダだった。何を言ってるんだろうと。もうぐちゃぐちゃ。うれしかったんでしょうね。いろんな選手と顔を合わせたことに関して。むちゃくちゃ楽しみだったから。(選手らは)多分、ビッグボスばかだと思ってる。日本語しゃべれるの?って。それぐらいグダグダだった」と恥ずかしそうに語っていた。

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