日本ハム・大田泰示外野手が２８日、ニッポン放送「Ｔｈｅ　Ｄｅｅｐ」に出演。オフに球団から自由契約を伝えられたことについて語り、「頭の中が真っ白、目の前が真っ白になるというか、人生の中でもこういう経験をしたことがないくらい、ビックリしました」と心境を明かした。

　１７年に巨人から日本ハムに移籍後、才能が開花。１９年は２０本塁打を放ったが、今季は７６試合の出場で打率・２０４、３本塁打、２０打点と不振に苦しんだ。オフに入り「今年のシーズン、自分の成績を見たとき、かなり厳しい契約になるだろうなと思っていた」というが、球団からは来季の契約を提示せず、保留手続きを行わないことを通達された。

　パーソナリティーを務めるスポーツライターの金子達仁氏から移籍先の候補を問われると、「今はフラットですね。やっぱり、ユニホームを着て試合をしてお客さんの前でプレーするのが一番の気持ち。どの色のチームでもいいので、ユニホームを着られたら」と語った。

　今後は自主トレで来季への準備を進めながら、オファーを待つ。日本ハムと再契約する道も閉ざされた訳ではないが、「何があるか分からないし、今からどういう話があるか分からない状態。球団に伝えられたので、とりあえず他のところでという考えではいますが、どういう展開、話が進んで行くかわからないので、待つしかない」とした。