中央学院大-仏教大は8回途中降雨コールドで決着 仏教大・木下「次のステージで生かす」

 1回、嘉数(後方)に先制3ランを打たれた仏教大・木下(撮影・開出牧)
 1回、先制の左越え3ランを放った中央学院大・嘉数(右)は生還した佐藤と抱き合って喜ぶ(撮影・開出牧)
 1回、先制の左越え3ランを放つ嘉数(撮影・開出牧)
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 「明治神宮大会・大学の部準々決勝、中央学院大7-1仏教大」(22日、神宮球場)

 中央学院大-仏教大の準々決勝は降雨のため八回コールドとなり、7-1で中央学院大に軍配が上がった。

 中盤から雨が降り出し、八回に入ったあたりから土砂降りに。グラウンドにはシートが敷かれ天気の回復を待ったが、31分間の中断ののち、仏教大が攻撃中の八回裏2死二塁で降雨コールドがアナウンスされた。

 仏教大は先発を託された木下隆也投手(4年・奈良大付)が初回に先制3ランを浴びるなどして乱調。7点目を失った二回途中で降板した。4年生にとっては悔しすぎる幕切れに、木下は「僕の責任」と肩を落としたが「この恥ずかしくて悔しい経験を、次のステージで生かすべきだと思っています」と前を向いた。

 田原完行監督は「こちらが落ち着く間もなく序盤に徹底的にいかれました」と脱帽しつつ、「こういう(悔しい)ことはこれから先もたくさん経験すると思う。今日の経験を踏まえて、野球だけに関わらず環境に対応する力を身につけていってほしい」と4年生にエールを送った。

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