ロッテ 2年連続CS敗退 井口監督、来季への強化ポイント「すべて」
「パCSファイナルS・第3戦、オリックス3-3ロッテ」(12日、京セラドーム)
九回、ロッテの守護神益田が、3連打で打ち込まれ逃げ切りに失敗し、下克上日本一は夢と消えた。2年連続でCS敗退。井口監督は「うちの守護神なのでしょうがないですね。最後、守り切れないところが、優勝と2位チームの違いじゃなんじゃないですか」と敗戦の弁を淡々と述べた。
2試合連続完封負けを喫した打線を大幅にテコ入れした。不振のマーティンは2番から6番に。スピードスター和田を初スタメン2番に抜てきし打開を図った。七回に代打・佐藤都の同点適時打。八回には中村奨のソロで一時は勝ち越し。八回は佐々木千と、九回は益田と今季の勝利の方程式で逃げ切りを図るも失敗に終わった。第4戦先発予定の佐々木朗までつなぐことはできなかった。
井口監督は強化ポイントを「すべてじゃないですか」と言い切った。強化指定選手の安田、藤原らが伸び悩む現状も「なかなか簡単に結果がでるもんじゃない。辛抱強くやるしかない」。14日から秋季練習を開始し、来季こその思いで猛練習に励む。





