ロッテ・井口監督、天敵“ラオウ”杉本攻略は“ゆとり”の攻めで「単打はOK」

 ロッテ・井口資仁監督(46)が9日、10日から始まるCSファイナルSを前に今季カード別最多となる13本塁打を喫した天敵のオリックス・杉本裕太郎外野手(30)への攻めに関して、単打OKの姿勢を示した。

 憎きラオウ。打率.430、13本塁打、23打点。対戦成績こそ10勝10敗5分けの五分だったが、指揮官は「今年は1人にいっぱい打たれている。しっかり戦略を立てたい」と杉本封じに力を込めた。

 「一発のある打者の前にランナーを出さないのが条件」と被弾での大量失点を最大警戒。「単打であればOKというくらいの攻めでいい」とバッテリーに意識の“ゆとり”を求めた。

 「一丸となって戦っていきたい」と井口監督。天敵攻略が下克上の鍵を握る。

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