楽天終戦 また中継ぎ陣踏ん張れず…石井監督「1勝もできなくて残念」
「パCSファーストS・第2戦、ロッテ4-4楽天」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
CSファーストS敗退が決まった瞬間、グラウンドを見つめていた指揮官はがっくりと肩を落とした。前日に続いて終盤に失点し、引き分けに持ち込まれた。楽天・石井監督は「1勝もできなくて、とても残念」と振り返った。
この日もレギュラーシーズンでは抜群の安定感を誇っていた中継ぎ陣が踏ん張れなかった。1点を勝ち越した直後の七回は、酒居がマーティンに右翼へ同点ソロを被弾。第1戦では松井、宋家豪が失点して、サヨナラ負けを喫しており、終盤の試合運びに課題を残した。
指揮官は「みんな立ち向かってくれた」と選手たちに感謝の言葉を述べつつ、奮起も促した。「強いチームになるために何とか肥やしにしてほしい」。視線を来季へと向けた。




