ロッテ・佐藤都志也がV逸試合のリベンジ劇打「うれしさ爆発」最後の打者の借り返す

 9回、佐藤都(左から2人目)は右翼にサヨナラ二塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
 9回、右越えにサヨナラ打を放ちガッツポーズを決める佐藤都(撮影・開出牧)
 9回、佐藤都は右翼にサヨナラ二塁打を放ち、ガッツポーズ(撮影・佐藤厚)
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 「パCSファーストS・第1戦、ロッテ5-4楽天」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 V逸試合の最後の打者となったロッテ・佐藤都志也が、リベンジも含めたサヨナラ打を放ち、CSファイナルステージ進出に王手を掛けた。

 八回にエチェバリアの同点ソロ本塁打が出て負けがない状況で迎えた九回の攻撃。先頭の岡が死球で出ると、犠打で1死二塁となり、代打で送られたのが佐藤都志也だった。

 宋家豪との対戦。カウント1-1から振り抜くと鋭い打球が右中間へ。外野も破る間に二走が生還し、勝利を決めた。

 お立ち台での佐藤都は興奮冷めやらない様子で、「言葉には表せないぐらい、すごいうれしいです。優勝を逃してからクライマックスに入って、それでチームが一丸となって、そこからまた1勝に対する気持ちっていうのが、すごいチームからひしひしと伝わってきたので、なんとか自分も貢献しようと、そういうふうに思って、打席には立ってました」と振り返った。

 サヨナラの瞬間の心境については、「素直にうれしいことと、宮城で試合をした時に最後のバッターになってしまった。そういう気持ちもあったので、すごくうれしさ爆発だったです」と素直に口にした。宮城の試合とは、負けたらオリックスの優勝が決まる場面で迎えた、10月27日の宮城での楽天戦のこと。この試合で佐藤都は九回2死から代打で出場するも、三振に倒れて最後のバッターになった。

 対戦成績が1勝1分け1敗になった場合は、レギュラーシーズンの上位チームが勝ち上がるため、7日の試合は引き分け以上でロッテのファイナルステージ進出が決まる。「(初戦が)いい形で終わったので、この勢いをそのまま、あした勝ちにこだわっていきたいと思います」と語った。

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