大野雄母校・仏教大が神宮切符 「一球への執念」胸に雪辱の機会つかむ
「関西地区大学野球選手権・第1代表決定戦、仏教大2-1天理大」(2日、南港中央野球場)
仏教大が天理大に競り勝ち、大野雄(中日)を擁した09年以来12年ぶりとなる神宮大会出場を決めた。1-1の七回1死一、二塁で、「チームのために」と主将の森本翔大内野手(4年・天理)が中前へ運ぶと、失策も絡んで二塁走者が一気に生還。主将の一打が全国の舞台へと導いた。
今春の大学選手権では名城大に逆転され、2-4で初戦敗退を喫した。チームは悔しさを糧とするため、その試合のスコアを練習場のバックスクリーンに掲示。「一球への執念」をテーマに練習を重ね、雪辱の機会をつかんだ。
「変わらず、一球への執念を持ちながらやっていきたい」と森本。全国の悔しさは全国で晴らすしかない。