今年最もストレートを打ったプロ野球選手は? 30歳でブレークを果たしたオリックス・ラオウ
プロ野球のセ・パ全日程が1日に終了した。百戦錬磨のバッターが最も打つのが難しいと口をそろえるのが「速いストレート」。共同通信デジタルで今季の成績をひもとくと、最もストレートを打ったバッターには、オリックス・杉本の名前が挙がった。
30歳シーズンで大ブレークし、4番としてチームを25年ぶりのリーグ優勝へと導いた遅咲きのスラッガー。直球を打った成績は206打数76安打で打率・369は規定打席に到達した12球団のバッターでトップの数字をたたき出した。
パワーピッチャーが多いとされるパ・リーグで本塁打王を獲得できた要因が、直球を捉えられたことに直結する。ゴロ率も38%とパワーのある外国人選手にも引けをとらない水準だ。
他球団ではDeNAの桑原、佐野、牧、規定打席にはわずかに未到達ながらオースティンがトップ10にランクイン。いずれも・350前後とハイアベレージを残している。