ロッテ井口監督 在籍2年間はロッテの「財産」 鳥谷に感謝の言葉

 ロッテ・井口資仁監督(46)が1日、ZOZOマリンスタジアムでのピックアップ練習を視察。今季限りでの現役引退を表明した鳥谷敬内野手(40)に、在籍2年間の感謝の思いを述べた。

 20年3月に入団後、チームへの貢献度の大きさを改めて気づかされた。井口監督は「彼のようなスーパースターでやってきた選手が、チームを引っ張ってくれて、練習に取り組む姿勢を若い選手にしっかりと植え付けてくれた。いい財産になった」と振り返った。

 今季は開幕スタメンに起用され、6月上旬まで1軍で活躍。7月6日に登録抹消となったが、2軍でも若手に助言を送り、率先して練習に取り組む姿は、今でも指揮官の目に焼き付いている。

 「若手に姿で手本を見せてくれたのは非常に大きかった。僕がファームに見に行ったときもそういう姿をしてくれた」と井口監督。18年間、一線級でプレーしたことにも「試合に出続ける大変さをずっとやってきてくれた」とねぎらいの言葉を送った。

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